玄倉から寄へ 山神経路~同角沢出合~ユーシン~オツボ沢左岸尾根~雨山峠 2019年11月17日
2019年11月17日(日、晴)玄倉~旧道~蕗平橋~送電線鉄塔巡視路(落合線)~山神峠~山神経路~同角沢出合~ユーシン~オツボ沢左岸尾根~雨山峠~寄【単独】
▼玄倉川同角沢出合


玄倉バス停[8:10]~[8:33]小菅沢右岸旧道(現鉄塔巡視路)入口~[9:46]林道秦野峠線合流(塔の平)~[10:06]蕗平橋~[10:10]送電線鉄塔落合線巡視路入口(名無橋)~[10:30]鉄塔35号~[10:38]36号~[10:44]37号~[10:55]伊勢沢横断~[11:07]38号~[11:13]39号~[11:31]40号~[11:37山神峠11:50]~[11:58]アッチ沢横断~[12:02]モノレール広場~[12:08]蛇小屋沢横断~[12:21]板小屋沢横断~[12:37]モチノキ沢横断~[12:54]小沢横断~[13:08]玄倉林道~[13:20]洞角隧道(Uターン)~[13:23玄倉川(同角沢出合)13:30]~[13:51]雨山橋~[14:05]オツボ沢左岸尾根取付き(ユーシンロッジ分岐先ゲート)~[15:30]登山道合流~[15:35雨山峠15:40]~[16:03]釜場平~[16:26]登山口(寄水源林林道終点)~[16:38]寄大橋=🚙親切な方に寄バス停まで送って頂きました(^-^)
今日は玄倉から山神峠を越えてユーシンへ。
山神峠へは、①破線登山道の境隧道ルート ②玄倉ノ野の稜線ルート ③小菅沢右岸の旧登山道(廃道) ④小菅沢左岸の送電線鉄塔巡視路、の4つがあるが、今日は約10年ぶりとなる④の鉄塔巡視路を辿ってみることにした。
山神峠からは山神経路で。
【玄倉~蕗平橋】
玄倉集落の生活道を進み、集落の終わりで二股に分かれるところを左に斜上、水道設備がありその先に旧道が続く。sugarさん・athleteさんと即席コラボで辿った(2016/4)ことを思い出す。旧道沿いに送電線(落合線)鉄塔があり現在は鉄塔巡視路を兼ねているようだ。27号から31号まで辿って塔の平で林道秦野峠線に合流、以後は林道で蕗平橋へ。
玄倉から約2時間、素直に林道だけを辿るのに比べると倍の時間がかかった。
▼玄倉集落内に展望スポットあり。
▼水道設備の先から獣除け柵の扉を開けて旧道へ。


▼新しい崩壊地は多分今年の台風・大雨でだろう(容易に高巻ける)

▼旧道


▼鉄塔巡視路でもある

▼塔の平で林道に合流

▼荒れた林道
▼蕗平橋まで約2時間かかってしまった。


【蕗平橋~山神峠】
蕗平橋を渡って2~3分、最初の小さな橋(名無橋)の先から鉄塔巡視路に入る。35号から40号と辿り、41号で山神峠となる。35号までは鋼製階段で高度を上げ、あとは基本的に山腹トラバースだが沢を跨ぐ所ではアップダウンがある。あまり頻繁な巡視は行われていないようで荒れている所があるがやはり巡視路、鎖、ビテイ橋・階段等がしっかり設置されている。
▼巡視路入口
▼鋼製階段
▼伊勢沢横断
▼対岸に旧登山道を遮断する崩壊地が見える。

▼玄倉ノ野の向こうには🗻
🍂紅葉も楽しみながら

▼ビテイ橋
▼40号に出れば山神峠はすぐそこ
▼ハイ山神峠に到着して前半戦終了
【山神経路】
玄倉林道通行止めにより、こちらの利用者が増えて少しは歩き易くなっているかと思ったが期待ハズレ、ほとんど変化無し。
アッチ沢、蛇小屋沢、板小屋沢と跨ぐ間は、森林作業に伴って経路も整備されたが、その先は従来のまま、台風の影響が無かっただけでも良しか。今後の森林整備を期待。
最後は8号隧道先までは進まずに逆木丸の付け根の先で左折下降、以前igaigaさんに教わった経路(山林管理道?)を伝い7号・8号隧道間で玄倉林道に出る。この方が危なっかしい2連木橋の通過もなく安全且つ早い、いいルートだ。
経路光景数枚
▼峠~アッチ沢間

▼モノレール広場
▼アッチ沢~蛇小屋沢間
▼蛇小屋沢~板小屋沢間


▼板小屋沢~モチノキ沢間、木橋は滑らないように、その先は足の置き場を探しながら慎重に。

▼モチノキ沢~小沢間、ここも慎重通過箇所、足幅程の踏み跡がある。

▼小沢~逆木丸付け根間は紅葉を愛でながら


▼逆木丸付け根の先の道標で山神経路とお別れ、道標裏からigaigaさんルートに乗ると

▼森林管理道っぽい道が続いて、あれっという間に玄倉林道の7号隧道~8号隧道間に出る。

【玄倉林道(洞角隧道~ユーシン間】
林道を少し戻って通行止めとなっている洞角隧道前へ行ってゲート状況確認。
今年3月、雨山橋先で出会った釣師(この時の方)が、ゲートを乗り越えながら玄倉林道を歩いてきたとおっしゃていたが、現場を見てもどうやって突破したのかよく判らない、いずれにしても相当身軽でないとダメだろう。
Uターンして洞角沢出合へ、沢音を聞きながら白い岩床と紅葉のコントラストを堪能、時間があればゆっくりしていきたい所だ。
林道に戻ってユーシン方面へ、山神経路出入口の8号隧道先に新たに大きな抉れ発生、復旧はますます大変になったんじゃないかな。
雨山橋通過、その先の大穴をよいしょと登り返して更に奥へ、ユーシンロッジ分岐先のゲートで林道歩きを終了とする。
▼洞角隧道通行止めゲート、バラ線等の突起物もあって乗り越えるのは大変だ。

▼洞角沢出合で渓谷美堪能(トップ画像も)


🍂

🌸「リンドウ」がまだ咲いていた。
▼8号隧道先の新たな抉れ、振り返って撮影した画像。

▼雨山沢
▼よいしょと登り返した大穴
▼ユーシンロッジ分岐先のゲートで林道歩き終了
【オツボ沢左岸尾根~雨山峠】
地形図には現れないヤセ尾根、キレット等ありV派向けの尾根、アセビ繁茂地帯の通過が複数個所、今日のザックは良く引っ掛かって面倒だった、小さめのザックがいい。
最後の急登にかかる所でナイフリッジにぶつかり2m程が微妙に絶っている、いつもは右沢源頭に一旦降りて隣の尾根に乗り換えるのだが、今日は直進に挑戦、どうにか2m程を乗り上げたがヒヤヒヤだった、2m上も気の抜けないサル登りが暫く続き、右から小尾根が合流してようやくホッ。
落ちたら終わりの場所、やはり面倒でも尾根を乗り換えた方が安全だ。
標識の裏から登山道に出たら右折下降、5分程で雨山峠。
▼今日はゲートの横のザレ地から尾根に取りついてみた。問題なし。
▼始めは植林地内の急登
▼V歩きと紅葉を楽しみながら



▼アセビ繁茂地帯
▼ここに当たったら右下に降りて隣の尾根に乗り換えるのが安全。今日は直進してみたが2度目は無いと思う。
▼傾斜あるヤセ尾根
▼右から小尾根が合流して安全地帯に
▼道標裏から登山道へ
▼西陽当たる雨山峠で最後の一休み
【雨山峠~寄大橋】
すべて登山道、記述省略。
寄大橋直前で釣師ソロ男性と一緒になり、ひょんなことからバス停まで送って頂くことに、バス停に着くと次のバスまで余裕の時間となり脇の料理屋「浜膳」でゆっくり過ごすことができました。ご親切な釣師さんに感謝です。
▼寄沢沿いは優しい色合いに染まっていた。
▼ハイ、日没前に無事下山、お疲れさん。
▼本流で釣り上げたヤマメとのこと、15~20㎝位が2匹。

今日の歩数等
歩数:34,192歩(山行分は29,581歩)
距離:17.8km(山行分は15.4km)
ヒヤリハット:オツボ沢左岸尾根直進のナイフリッジへの取付きでヒヤヒヤ
▼玄倉川同角沢出合


玄倉バス停[8:10]~[8:33]小菅沢右岸旧道(現鉄塔巡視路)入口~[9:46]林道秦野峠線合流(塔の平)~[10:06]蕗平橋~[10:10]送電線鉄塔落合線巡視路入口(名無橋)~[10:30]鉄塔35号~[10:38]36号~[10:44]37号~[10:55]伊勢沢横断~[11:07]38号~[11:13]39号~[11:31]40号~[11:37山神峠11:50]~[11:58]アッチ沢横断~[12:02]モノレール広場~[12:08]蛇小屋沢横断~[12:21]板小屋沢横断~[12:37]モチノキ沢横断~[12:54]小沢横断~[13:08]玄倉林道~[13:20]洞角隧道(Uターン)~[13:23玄倉川(同角沢出合)13:30]~[13:51]雨山橋~[14:05]オツボ沢左岸尾根取付き(ユーシンロッジ分岐先ゲート)~[15:30]登山道合流~[15:35雨山峠15:40]~[16:03]釜場平~[16:26]登山口(寄水源林林道終点)~[16:38]寄大橋=🚙親切な方に寄バス停まで送って頂きました(^-^)
今日は玄倉から山神峠を越えてユーシンへ。
山神峠へは、①破線登山道の境隧道ルート ②玄倉ノ野の稜線ルート ③小菅沢右岸の旧登山道(廃道) ④小菅沢左岸の送電線鉄塔巡視路、の4つがあるが、今日は約10年ぶりとなる④の鉄塔巡視路を辿ってみることにした。
山神峠からは山神経路で。
【玄倉~蕗平橋】
玄倉集落の生活道を進み、集落の終わりで二股に分かれるところを左に斜上、水道設備がありその先に旧道が続く。sugarさん・athleteさんと即席コラボで辿った(2016/4)ことを思い出す。旧道沿いに送電線(落合線)鉄塔があり現在は鉄塔巡視路を兼ねているようだ。27号から31号まで辿って塔の平で林道秦野峠線に合流、以後は林道で蕗平橋へ。
玄倉から約2時間、素直に林道だけを辿るのに比べると倍の時間がかかった。
▼玄倉集落内に展望スポットあり。

▼水道設備の先から獣除け柵の扉を開けて旧道へ。


▼新しい崩壊地は多分今年の台風・大雨でだろう(容易に高巻ける)

▼旧道



▼鉄塔巡視路でもある


▼塔の平で林道に合流


▼荒れた林道

▼蕗平橋まで約2時間かかってしまった。



【蕗平橋~山神峠】
蕗平橋を渡って2~3分、最初の小さな橋(名無橋)の先から鉄塔巡視路に入る。35号から40号と辿り、41号で山神峠となる。35号までは鋼製階段で高度を上げ、あとは基本的に山腹トラバースだが沢を跨ぐ所ではアップダウンがある。あまり頻繁な巡視は行われていないようで荒れている所があるがやはり巡視路、鎖、ビテイ橋・階段等がしっかり設置されている。
▼巡視路入口

▼鋼製階段

▼伊勢沢横断

▼対岸に旧登山道を遮断する崩壊地が見える。

▼玄倉ノ野の向こうには🗻

🍂紅葉も楽しみながら


▼ビテイ橋

▼40号に出れば山神峠はすぐそこ

▼ハイ山神峠に到着して前半戦終了

【山神経路】
玄倉林道通行止めにより、こちらの利用者が増えて少しは歩き易くなっているかと思ったが期待ハズレ、ほとんど変化無し。
アッチ沢、蛇小屋沢、板小屋沢と跨ぐ間は、森林作業に伴って経路も整備されたが、その先は従来のまま、台風の影響が無かっただけでも良しか。今後の森林整備を期待。
最後は8号隧道先までは進まずに逆木丸の付け根の先で左折下降、以前igaigaさんに教わった経路(山林管理道?)を伝い7号・8号隧道間で玄倉林道に出る。この方が危なっかしい2連木橋の通過もなく安全且つ早い、いいルートだ。
経路光景数枚
▼峠~アッチ沢間

▼モノレール広場

▼アッチ沢~蛇小屋沢間

▼蛇小屋沢~板小屋沢間


▼板小屋沢~モチノキ沢間、木橋は滑らないように、その先は足の置き場を探しながら慎重に。

▼モチノキ沢~小沢間、ここも慎重通過箇所、足幅程の踏み跡がある。

▼小沢~逆木丸付け根間は紅葉を愛でながら


▼逆木丸付け根の先の道標で山神経路とお別れ、道標裏からigaigaさんルートに乗ると

▼森林管理道っぽい道が続いて、あれっという間に玄倉林道の7号隧道~8号隧道間に出る。

【玄倉林道(洞角隧道~ユーシン間】
林道を少し戻って通行止めとなっている洞角隧道前へ行ってゲート状況確認。
今年3月、雨山橋先で出会った釣師(この時の方)が、ゲートを乗り越えながら玄倉林道を歩いてきたとおっしゃていたが、現場を見てもどうやって突破したのかよく判らない、いずれにしても相当身軽でないとダメだろう。
Uターンして洞角沢出合へ、沢音を聞きながら白い岩床と紅葉のコントラストを堪能、時間があればゆっくりしていきたい所だ。
林道に戻ってユーシン方面へ、山神経路出入口の8号隧道先に新たに大きな抉れ発生、復旧はますます大変になったんじゃないかな。
雨山橋通過、その先の大穴をよいしょと登り返して更に奥へ、ユーシンロッジ分岐先のゲートで林道歩きを終了とする。
▼洞角隧道通行止めゲート、バラ線等の突起物もあって乗り越えるのは大変だ。

▼洞角沢出合で渓谷美堪能(トップ画像も)


🍂


🌸「リンドウ」がまだ咲いていた。

▼8号隧道先の新たな抉れ、振り返って撮影した画像。

▼雨山沢

▼よいしょと登り返した大穴

▼ユーシンロッジ分岐先のゲートで林道歩き終了

【オツボ沢左岸尾根~雨山峠】
地形図には現れないヤセ尾根、キレット等ありV派向けの尾根、アセビ繁茂地帯の通過が複数個所、今日のザックは良く引っ掛かって面倒だった、小さめのザックがいい。
最後の急登にかかる所でナイフリッジにぶつかり2m程が微妙に絶っている、いつもは右沢源頭に一旦降りて隣の尾根に乗り換えるのだが、今日は直進に挑戦、どうにか2m程を乗り上げたがヒヤヒヤだった、2m上も気の抜けないサル登りが暫く続き、右から小尾根が合流してようやくホッ。
落ちたら終わりの場所、やはり面倒でも尾根を乗り換えた方が安全だ。
標識の裏から登山道に出たら右折下降、5分程で雨山峠。
▼今日はゲートの横のザレ地から尾根に取りついてみた。問題なし。

▼始めは植林地内の急登

▼V歩きと紅葉を楽しみながら




▼アセビ繁茂地帯

▼ここに当たったら右下に降りて隣の尾根に乗り換えるのが安全。今日は直進してみたが2度目は無いと思う。

▼傾斜あるヤセ尾根

▼右から小尾根が合流して安全地帯に

▼道標裏から登山道へ

▼西陽当たる雨山峠で最後の一休み

【雨山峠~寄大橋】
すべて登山道、記述省略。
寄大橋直前で釣師ソロ男性と一緒になり、ひょんなことからバス停まで送って頂くことに、バス停に着くと次のバスまで余裕の時間となり脇の料理屋「浜膳」でゆっくり過ごすことができました。ご親切な釣師さんに感謝です。
▼寄沢沿いは優しい色合いに染まっていた。

▼ハイ、日没前に無事下山、お疲れさん。

▼本流で釣り上げたヤマメとのこと、15~20㎝位が2匹。


今日の歩数等
歩数:34,192歩(山行分は29,581歩)
距離:17.8km(山行分は15.4km)
ヒヤリハット:オツボ沢左岸尾根直進のナイフリッジへの取付きでヒヤヒヤ
この記事へのコメント
台風後の山神経路の踏破、お疲れ様でした。
山神経路は一昨年、雨山橋方面から歩いていて、板小屋沢~モチノキ沢間の木橋は四つん這いになり、ビビリながらなんとか通過ました。
山神経路は台風の影響をそれほど受けてないようで安心しました。
いつか再訪したいです。
コメントありがとうございます。
山神経路、玄倉林道の代替で少しは利用者が増えたかなと思ったんですが、そうでもないようでした。
板小屋沢の際まで森林整備されてましたので、続きがあれば経路も整備されるんじゃないかと、期待です。
再訪、今のところはお気をつけてですね(^-^)