東丹沢/新春「寿岳」山行 2021年1月11日
2021年1月11日(月・成人の日、薄曇)今日も正月らしく寿岳へ。
大倉~戸川林道~木ノ又大日沢右岸尾根~オバケ沢二俣~寿岳(三角沢ノ頭)~塔ノ岳~三廻部林道~寄【単独】
今日の1枚「寿岳」
大倉バス停[7:02]~戸川林道~[8:30]戸沢出合休憩所~[8:40]書策新道入口~[9:30]本谷沢F5上~[9:38]木ノ又大日沢出合~[10:02標高1020m地点(休憩)10:20]~木ノ又大日沢右岸尾根⇑~[11:55]表尾根横断(標高1415mP)~1415mP北尾根⇓~[12:40オバケ沢二俣(ランチタイム)13:00]~寿岳南尾根~[13:40寿岳13:45]~[14:12]日高~[14:38塔ノ岳14:45]~[15:03]花立山荘~[15:25]堀山の家~[15:34]標高930m一ノ沢右岸尾根下降点~[15:58]尾関廣氏銅像~[16:00]勘七橋~[16:08]表丹沢県民の森駐車場前~三廻部林道~[16:36]鍋割山南山稜登山道合流~[16:52]土佐原寄展望台~[17:03]寄バス停(発)17:30
渋沢駅発6:48の大倉行き始発バスに乗って大倉へ。
【大倉~戸川林道~戸沢出合休憩所】
風の吊り橋を渡って戸川林道に入り、約1時間30分の林道歩きで終点戸沢出合へ。
▼大倉では丁度日が昇るところだった。
▼作治小屋前から戸沢出合パチリ、今日は寒そうな薄曇り。
【戸沢出合休憩所~木ノ又大日沢出合】
源次郎沢を最初の堰堤下で跨いで本谷沢右岸から書策新道に乗る、本谷F5上(標高870m)に出たら新道歩きは終了とし本谷を遡行、左に沖ノ源次郎沢の2段40m涸棚を見て沢が右曲すると正面に木ノ又大日沢(標高920m)が出合ってくる。
▼書策新道途中に落ちていた白い毛、同じようなのを2ヶ所で見たが鹿のお尻のかな?
▼書策新道歩きはF5上横断地点(標高870m)まで
▼結氷箇所は避けて遡行
▼木ノ又大日沢出合
【木ノ又大日沢右岸尾根】
この尾根利用は2回目(前回は2017年12月2日)、岩稜っぽい所もあり初回はワクワクドキドキで登ったが様子が判ってしまうとそれは半減、それでもテープや杭等一切無い自然のままの尾根、Vの雰囲気は楽しめた。
東隣の木ノ又新道や書策新道などの著名なルートに厭きた人にはいい尾根かも、マイナー感は充分味わえる(と思う)。
尖端は絶った岩壁となっているので、木ノ又大日沢に入り弱点を探して取り付くことになる。
前回は出合から40~50m遡った辺りから4足で取付いたが、最初の急登ゼイゼイ後の平坦部では沢との高低差がほとんど無くなっていたように覚えている。今回はそこまで沢を遡ってから取り付いてみたらこれが大正解、高低差はたった3m程、斜上する獣道風の踏み跡を普通に歩いて尾根の背に乗ってしまった。(下図)
▼尾根尖端は絶った岩壁で取付きは✖
▼木ノ又大日沢少し入ったら新たな大崩落で渓相が一変していた、多分一昨年の台風でだろう。
▼大崩落をやり過ごしたら両岸迫る中を進む。
▼ベルグラに気を付けながら小滝を越えると
▼明るく開け、左(右岸)には目的尾根の背がすぐ傍に。
▼ハイ尾根に乗りました。
▼岩稜っぽい所がいくつか現れるが、すべて脇に獣道が出来ている。直登の場合は脆い岩に注意。
▼標高1070m辺りにモンベルのタオル?が落ちていた。結構隠れVファンがいるのだろう。回収に来られるかも知れないので飛んでしまわないように木に括り付けて置いた。
▼岩松
▼岩稜地帯が終わり傾斜が緩むとチジミザサ?下草の気持ち良い尾根となる。
🗻
▼振り返ってパチリ
▼最後に茨も混じる低木帯を突破して
▼表尾根登山道へ(地図読み標高1415m)
【表尾根横断~オバケ沢二俣~寿岳】
休み無しで表尾根をそのまま突っ切り植生保護柵の右からオバケ沢に向かってRF下降、初めての尾根だが冬枯れで視界良く進む方向が判り易い、地図の確認は1回で済み予定の場所で沢床に辿りつく。緩いゴーロを10分程降って寿岳南尾根取付点の二俣へ。
二俣に着いたらランチを摂ってから南尾根に取り付く。この尾根は過去2回登ったように思うがいずれもマイブログ以前、M-Kさんの記録で確認してみたら2009年11月のが出てきた、今は亡きTIさんも一緒の7人コラボであった(こちら)
▼下降尾根、正面に見えるのが目指す寿岳
▼沢床に降り立ち涸れたゴーロを二俣に向かう。
▼寿岳南尾根取付き
▼尾根光景
▼アセビの煩い所はチェーンアイゼンを装着して崩壊地を通過。
▼13時40分、本日の目的地「寿岳」に到着(トップ画像も)。寂しい山頂なのでmyブルーニット帽で色付け。
Vを楽しみながらぶらぶらと、大倉から林道歩き含めて6時間40分の行程でした。
Vを楽しみながらぶらぶらと、大倉から林道歩き含めて6時間40分の行程でした。
【以降、寄に下山まで】
日高で主脈線に出て塔ノ岳へ、小休止後大倉尾根を堀山の家少し下(標高930m)まで降り1週前と同じ一ノ沢右岸尾根ルートを使用してローバイ咲く寄に向かう。
▼まだ15時前なのに塔ノ岳山頂には人の姿が無かった。
🗻
▼大倉尾根930m地点、右折して一ノ沢右岸尾根へ。
▼尾関廣氏銅像前に降り立つ
▼三廻部林道へ
▼夕日当たる三ノ塔、流石に誰もいないようです。
▼ハイお疲れさん、宇津茂のローバイをパチリ(3~7分程度の開花)してバス停へ。本来ならこれから祭りとなるところだが今年はコロナにより中止とのこと。来年は盛大に開催されますように。
26.8km(山行分は22.2km)
39,354歩(山行分は33,036歩)
ヒヤリハット:左膝関節に時折痛み発生(歳のせいかも)